マインドフルネスの呼吸法、ブリージングスペース。新しい日常のストレス対策に。
- S H
- 2020年6月30日
- 読了時間: 4分
2020-06-30更新 2020-06-29投稿
大開運日以来の更新です☆彡
今回は、マインドフルネス・スペシャリストの資格もお持ちのライター小百合さんより、自宅で簡単にできるストレス対処法のご紹介です。
***新しい日常のストレスを癒すマインドフルネス 不調を癒す呼吸法「ブリージングスペース」***

皆さんいかがお過ごしでしょうか。 小百合です。 この春世界は、困難な状況を迎えて始まった新しい生活形態に突入しています。 世界の端々で、今回の禍の前とは違った新しい日々が始まっているのです。
その変化に、すぐになじめる人もいればそうではない人もいるでしょう。
今日はそのどちらの方々にも、なるべくストレスを感じずに新しい日々を健やかに過ごすコツをご提案したいと思います。
もくじ
HSP・エンパスさんとコロナ禍への不安

新型コロナウイルスが世界に及ぼした影響は計り知れません。(もちろん、より良い工夫・地球環境への配慮などポジティブな側面もありますが^^)
HSPさんやエンパスさんなどの繊細さんは、beforeコロナ、afterコロナ、withコロナと言われ、そんな新しい言葉に漠然と不安を覚える方も多いのではないでしょうか。
新しい価値観になじめる人ばかりではないかもしれませんし、
経済的な不安、感染に対する不安、先行きの見えなさへの不安が募ることもあるでしょう。
さらに外出を控えることにより、他人との接触が減りそれらのストレスを発散させることもままなりません。
こんな局面を迎えた今、
世界の情勢に流されるままストレスをため込んでいませんか。
【マインドフルネス】不安になったら自分に帰る

状況に翻弄されそうな時は、何かをしながらでもその状況のことが気になってしまうもの。
つまりコロナ禍で私たちは、コロナウイルスにまつわることばかり考えてしまい、少しうわの空で生活を送っているのかもしれません。
脳科学では、うわの空でいる時の人間は、過去の失敗を思い出したり、将来の不安を感じたりしやすいということがわかっています。
そんなときはマインドフルネスをすることによって、
脳への負担が減り、幸福を感じやすい状態になることもわかっています。
今回は数ある手法の中から、「ブリージングスペース」という、ストレスの捉え方を変えていく手法をご紹介します。
ブリージングスペースは「呼吸空間法」とも呼ばれています。
ちなみにブリージングの意味はこちら
breathing【名】 1. 息をすること、呼吸 2. 1回の呼吸、一息 3.一息の間、わずかな間 (出典:英辞郎)
不調を癒す「ブリージングスペース」のやり方
「ブリージングスペース」は身体をリラックスさせ、ストレスそのものに向かい合う手法です。
① まず背筋を伸ばして(椅子か正座、またはあぐら、好きな方法で)座り、呼吸に集中します。
② あなたが最近ストレスに感じたことを思い出し、そのストレスを受けた時のことを頭に思い描いてください。
③ ストレスの原因となったその状況を文章にして、「〇〇さんの無視するような態度でとても傷ついた」のように心の中で呟いてみます。
その時の心の様子、体の様子を観察してみましょう。
④ さあ、観察ができたら、再び呼吸に集中します。自分の意識が今、ここ、私に戻ってきて、体の緊張がゆるむのを感じましょう。
⑤ 呼吸に集中した意識を身体全体に広げます。身体全体で呼吸をするイメージで。そのとき③で違和感を感じた場所に、吐く息を吹き込んでみましょう。息を吹き込むにつれ、違和感が柔らかくほぐれるイメージです。
①から⑤をできるだけ毎日行いましょう。
ストレスを捉える脳の働きを整える呼吸法なので、身体の不調の感じ方を和らげる働きがあります。
コロナ禍のなかでストレスを貯めにくい生き方

コロナウィルスの流行に乗じて様々な変化が起こり、ニュースはますますせわしなくなりました。 ストレスを貯めないためには、ニュースを緊急性のあるものに絞るのも有効です。
また、目の前のことに集中して行うこともストレスを減らすことが分かっています。
不必要なニュースを遮断する。
目の前の事に心を込める。
身の回りに小さいお気に入りや、たのしみをつくる。
自分の身体や心に気を配ってケアをする。
ブリージングスペースをする。
こんな対策法で、この局面でも自分を保ち、なるべく健やかに過ごしていきたいものですね。
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