昭和、平成、令和のスピリチュアル『マイバースデイ』~引き寄せの法則まで。
- S H
- 2019年12月15日
- 読了時間: 10分
2020-01-10更新 2019-12-15投稿
ライターゆり葉です。令和元年も、残すところ後わずかですね。
当サイトはしばらく更新をお休みしていたのですが、ずっと扱ってみたかったテーマがあったので、駆け足でアップしてみようと思います。
(ぼちぼち画像もUPできたらいいな)
もくじ
昭和~平成のスピリチュアル
扱ってみたかったテーマとは、「昭和の終わりから平成の、女性向けスピリチュアルにまつわるアレコレ」です。
私は幼い頃からスピリチュアルが大好きでした。
もっとも、昭和の終わり頃では、まだ「スピリチュアル」という言葉は今のように使われておらず、女性や児童向けの雑誌では「占い」「おまじない」「運勢」といったアプローチが主だったように思います。
それでは、昭和~平成のスピリチュアルで印象深かったものをピックアップして振り返ってみます。
マイバースデイ、プチバースデイ、MISTY
(調べていたら、1号限りの復刊「大人になった少女たちへ!マイバースデイ」という本が2012年に発売されていましたので購入しました~。)
昭和の終わりごろから平成の初め頃にかけて、私が覚えているのは、以下の占い系雑誌です。
・『My Birthday』(マイ バースディ)・・・「愛と占いの情報誌」。(1979年4月創刊-2006年12月)
・『プチバースデイ』・・・小学生対象月刊誌。(1987年3月-2003年9月)
・『MISTY』・・・マイバースディよりも対象年齢が上。元はMy Birthday増刊号。(1980年-2011年)
・『moniQue』・・・20代対象月刊誌(1989年7月-2002年7月)
創刊・廃刊・ターゲット層はWikipedia『My Birthday』を参照させていただきました。
小学生の頃に『プチバースデイ』と『マイバースデイ』を読んでいました。(『マイ バースディ』と『マイ バースデイ』の表記ゆれがありますが、後者に統一します)
時々『MISTY』も買っていました。『moniQue』に関しては大人っぽくて、当時の年齢ではまだ訳が分からない感じでした(笑)
『プチバースデイ』はマイバースデイの可愛い妹。コンテンツこそ少なめですが、「妖精さん」がよく取り上げられるなど、キュートなワクワク感がありました。
小学生時代の私は、妖精をハートで感じていました。学校の帰り道、木の葉がくるくる回りながら舞い降りてくると「あっ、妖精さんが居る!」と嬉しくなったものです。
自然界の恵みをファンタジックに表してくれる妖精さんの世界は、体が弱く、両親も多忙だった私の心を癒しときめかせてくれました。
妖精は、小人みたいなはっきりした形で姿を現す訳ではなく、心で感じるものであると当時から気付いていたのです。
占い師(占いの先生)の名前はロマンティック、ミステリアス
そうそう、Wikipediaにも載っていますが、以下の先生の名前は印象的でした。
ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ先生 エミール・シェラザード先生 マドモアゼル・愛先生
などなど。「占いの先生って、ロマンティックな名前が多いな~」と漠然と感じていました。
あと名前がスッと出てくるのは、鏡リュウジ先生、秋月さやか先生、姫乃宮亜美先生などでしょうか。
姫乃宮亜美先生に至っては、名前も波長も見た目も、「お姫様」「女神」「聖母」といった感じ。
「美人っていいなぁ。『姫乃宮』を名乗れるなんてすごい」としみじみ思っていました(笑)
マーク矢崎先生(マーク・矢崎治信先生)も、ずっと活躍されていますね。
マイバースデイ関連グッズ。TRAPS魔方陣キーホルダーなど
マイバースデイの楽しみの1つに、グッズの通信販売がありました。「魔女っこハウス」、懐かしいですね。
私が一番印象に残っているのは、「TRAPS魔方陣キーホルダー」です。ダビデの星の中に、TRAPS魔方陣が刻印されています。
色はシルバーを持っていました。実際に手元に届いて現物を見てもイメージ通りかっこよく、とても気に入っていました。
この商品、なんと現在もネットで販売されています。昔から人気があったのだろうなぁ。(サイトは少しずつ変わっているような気がします)
当時は何の疑いもなく、こういった商品は魔法のように効果があるものだと信じていました。
主に健康運を祈っていたから、一応叶ったのかな?今も元気に生きています(^^)「TRAPS魔方陣キーホルダー」は握りしめるとストレス発散になりました。
効果は、値段ではなく「お気に入り度」に比例していたように思います。←こういう体験って実は貴重な追跡調査ではないでしょうか。おまじないグッズのエビデンス(科学的根拠)が取れたらいいのにと思います。
占い雑誌の広告(ラピスラズリ、電話占い)
こういった占い雑誌でいつも気になっていたのは、「ラピスラズリ(ペンダント)」の広告。ラピスクラブなるものもありました。
私は一度だけ購入したことがあります。子供の頃の私には高価で、親からも買ってもらえず、ちょっと大きくなってから購入しました。
そして『MISTY』あたりでしょうか。電話占いの広告が印象的でした。最初は「何か怖い、マニアック」と感じていたのですが、後にハマることとなります(^^)
わたしの知ってる おまじない1000
私が愛読していたおまじないの本。
「わたしの知ってるおまじない1000」(1989年。昭和64年~平成元年) 「おまじない&ジンクス1000」(1993年。これはもう平成5年)
このあたりを持っていたと記憶しています。
確かその中に、漫画が挿入されていたのですが、主人公が恋している男の子の台詞がずっと気になっていました。
「シナモンクッキーが好みでござるよ」
だったでしょうか?(笑)そのような感じの台詞が出てきたのですが、私は
「男子はそんなクッキー知らないと思う!漫画家さんは大人だから、分かってないな~」
と読む度にモヤモヤしていました(笑)
それでも、主人公がクッキー作りする際に魔法をのせてシナモンを使うといったような姿がロマンティックで、ときめいていたのですけどね(^^ゞ
(※現物は手元になく、子供の頃の記憶が頼りですので、記憶違いも含まれると思います。ご容赦くださいm(_ _)m)
今調べてみると、マーク矢崎先生が『わたしたちのおまじない1000』という本を2008年に監修されていました。
平成のスピリチュアル・ブーム(00年代後半)
『おまじない1000』の辺りで、すでに平成に入っていたと気付きました!
90年代後半は、体調不良でスピリチュアルな世界を信じていない時期もありました。
00年代前半ごろには、Dr.コパさんの風水にはまっていました。『Dr.コパの貼るだけ風水 』を買っていたのも、この頃だと思います。
画像は2020年版。賑やかですね(笑)
00年代後半では、江原啓之さんの活躍が特に印象的でした。
『オーラの泉』(2005年)が深夜に放映され、そこから「スピリチュアル」という言葉が広く浸透してきたように思います。
江原さんのことはそれよりも前に雑誌等で知っていたのですが、「世間一般に認知されるのはやっぱりテレビなのだな~」としみじみ感じていました。
その頃からすでにインターネット派だった私ですが、『オーラの泉』は、録画して見ていました。しかしワクワク度は高いものの、どうも見てしまったら内容を忘れるのです。
私の場合は(HSPの関係もあるのか)、テレビより図書館で見つけた美輪明宏さんの本をじっくり読む方が性に合っていたようです。
自分に必要な箇所は繰り返し読んでいました。断捨離しても再度買ってしまうので、今は家に置いています(笑)
ちなみに、江原さんの本は現在持っていないのですが、印象に残っているメッセージもあります。
過去記事でも書きましたが、一番実用的で今でも感謝しているのは『スピリチュアルプチお祓いブック』です(2003年)。
今年、ショッピングモール内の本屋さん(つまり、大規模ではない本屋さん)に並んでいるのを発見してビックリです!やっぱり人気なのでしょうね。うんうん分かると頷きました。
浅見帆帆子さんの登場~引き寄せの法則
浅見帆帆子さんの登場が、私の中で新たなスピリチュアル・ブームの幕開けとなりました。
帆帆子さんはとても綺麗でファッショナブル。愛されてのびのび育ったお嬢さんなのだろうなと思いました。
『あなたは絶対! 運がいい』の初版が2001年。私はリアルタイムではなく、少しだけ遅れて手に取りました。「プラスのパワーをためる」などイメージしやすく、日常で楽しく実行しやすいことがお気に入りでした。
個人的にとてもきつい時期でしたが、私自身の魂が目覚め始めたと感じる時期でもあります。少しずつ願いが叶いやすくなっていきました。
それからまた少し後に、『引き寄せの法則』に出逢うこととなります。ヒックス夫妻のこの本、日本では、2007年の秋に発売されました。
インターネットの普及、SNSでのスピリチュアル(mixi、アメブロなど)
『引き寄せの法則(2007)』が流行る数年前から、インターネットのコミュニティが盛り上がりを見せていました。
mixi(2004~2010までは招待制)、GREE(2004~最初はmixiに似ていた印象)などのSNSの台頭です。当時、アメブロを始める人も多かったです。
私はそこでスピリチュアルな先輩方と繋がり、情報を得ていました。まだその頃は、ネット検索をしたときに、個人のブログが上位にヒットしていました。あの手作り感が私は好きでした。
2004年頃というのは、「電車男」が現れ、2ちゃんねるが非常に活発だった年です。
私は仲間とチャットをしながら、同時にごく親しい仲間と「メッセンジャー」でやり取りをしていました。(2窓、3窓、4窓など、複数のチャット画面が1つのPC上にありました)
2006年には、雑誌VERYで「サロネーゼ」の特集が組まれています。そのサロネーゼブームも後押しし、家でお教室やスピリチュアルなサービスを展開する人も実際に増えていました。
アロマテラピー、天然石アクセサリー、サンキャッチャー、オーラソーマ、アンシェントメモリーオイル、パステルアート、オラクルカード、ヒプノセラピーなど、様々な形でのヒーリングが花開いていました。
その頃インターネットでは、引き寄せの法則を日本で広めた、エバンジェリストのにしきさん、リリア・バービーさん、ホウホウ先生、ジーニーさん、みちよさんなどのブログがスピリチュアルなネットユーザーに愛読されていました。
これらはまだ、スマホが普及する前のお話です。現在、ホウホウ先生、ジーニーさん、みちよさんなど、本も複数出版されていますよね。
やはり先駆者かつ続けておられる方は強いですね。
2012年のアセンションと、2020年のシフト
これは過去記事でも取り上げていますが、2012年にマヤ歴が終わるのと同時に「アセンションする」という情報が広まりました。2011年という説も。
私自身はその頃体調が悪く通院しており、アセンションの実感がありませんでした。
また、2011年は大震災があった年。その頃はまだ、越智恵子先生のメルマガを読んでいました。越智恵子先生はスピリチュアルな本を出されていますが、精神科医でもあります。
私は無理なく出来る範囲での募金(カードのポイントを募金など工夫)をすると共に、「まずは愛や光、癒しや笑いにフォーカスしたらいいのかな?」と手探りで歩んでいました。
様々な説がありますが、個人的には2019年の秋~2020年が、アセンション(シフト)しやすい時期であると感じています。仲間や先輩も、より素敵に進化され始めているような気がするのです。
おわりに
2019年12月14日~15日の双子座流星群のピークを受け、駆け足で書かせていただきました。
今後じわじわ加筆修正し、この記事を育てていこうと思います。更新すると、記事冒頭の日付が新しくなります。
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あなたは、いつ頃からスピリチュアルに夢中になりましたか?私より詳しい方が沢山いらっしゃるはず・・・(^^)
拙い記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!
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