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元彼や好きな人への恨みが消えない。許せない、復讐したいほど深い傷を負ったあなたへ。

  • S H
  • 2018年4月4日
  • 読了時間: 10分

2020-10-13更新 2018-04-04投稿

もくじ

元彼が許せない。恨みが消えず苦しい人へ

愛した人への恨みは持つ方も苦しい。生きるための過程にする

「元彼への恨みが消えない―」そんな苦しみを抱えている女性も、世の中にはいらっしゃると思います。

かつての私も、そうでした。「恨み」という一見恐ろしく、攻撃的なこの感情ですが、持っている本人も筆舌に尽くしがたい苦しみがあります。

私は過去に、婚約者に捨てられたことがあります。そのときに「恨み」の感情を体験しました。

当時、私はお付き合いしていた彼にプロポーズされ、婚約指輪も受け取り、すでに同棲を開始している状態でした。ところがある日、私がバスルームに入っている間に彼に逃げられ、私は捨てられてしまいました。

電話しても彼が出ることはなく、代わりに彼の母親が出て、「婚約関係を維持できなかったあなたに責任がある」と言われてしまいました。

私は混乱していました。体は凍り付いたように固まってしまい、その場から動けないでいました。

今思えば、心や体が凍り付いて眠ることも食べることもままならず生きるための活動を止めてしまうよりは、「恨み」を感じることで、命は何とか生きよう・歩もうとしていたのかもしれません。

あくまで癒しのプロセスの1つとしてです。

もちろん、それが続くと自分の心身にもよくありませんが・・・。

恨みの念によるダメージを強く感じているならば、そろそろ「恨み」という感情から一歩上のステージに上がる時期かもしれません。

原因の分からない別れや、人に言えない別れの理由

理解に苦しむ出会いと別れ。それも深く付き合った関係であるのにも関わらず。

実はこういったことは特別に珍しいことではないようです。私の周りでも、信じられないような別れの形があったことを耳にしてきました。

例えば、男性側が最初から二股を掛けていて、両方の女性と結婚の約束をしていたという(それも具体的に)、ワイドショー並みのケースも身近にありました。

彼を訴えようとしたら、彼も弁護士を雇ってきたのだとか。少し前まで結婚の約束をしていた二人が、なぜ法的に争うことになるのでしょう。

一方、別れる大きな理由が分からないケースもあります。些細なことから喧嘩になり別れに発展したケースでは「なぜ別れなければいけなかったのか」傍から聞くだけでは分かりませんでした。

片方がすでに別れたいと思っていて、喧嘩を機に別れてしまったのかもしれません。

この記事を読んでいるあなたも、あなただけの物語があったと思います。

そして、もしかしたら「別れた本当の理由」「振られてしまった本当の理由」は、友人や占い師やセラピストにすら打ち明けられず苦しんでいる人もいらっしゃるかもしれません。

元彼への恨みの裏にある本音は、どちら?

親しい友人にも言えなかった秘密や本音

私が婚約者に逃げられてしまったとき、親しい友人に「彼と音信不通になり、正式な別れは彼の母親から告げられた」ということを打ち明けました。

友人は「何それ!信じられない。マザコンだったんだね。結婚する前に別れてよかったよ。もっといい人絶対いるよ!」と言ってくれました。私は友人の力強い励ましに心から感謝しました。

感謝は本当なのですが、実は私はその時、隠し事をしていました。彼がマザコンであることは、交際時からとっくに分かっていたのです。

その上で「彼はこういう事情で独り身なんだな。私は彼の変わったところも受け入れよう。そして、彼の理解者になろう」と考えていたので、マザコン自体が問題という訳ではなかったのです。

私とのデートに、彼が母親お手製のお弁当を持参したこともしょっちゅうでした。

しかし、こちらが頑張ってパートナーの変わったところや欠点を受け入れたとしても、彼が私のことを受け入れる器がなければ、関係はいずれひずみ、破綻する可能性が高いでしょう。

彼と音信不通になり、代わりに彼の母親から連絡が来るようになったとき、私はすごく複雑な気持ちでした。憎しみの気持ちが彼の母親に向かったり、二人とも恨んだり・・・。

でも、その時点では「彼をとても許せない。沢山傷付いたし、恥もかいた。(でも、お母さんから離れてこちらへ戻ってきてくれて、一生私だけを大事にしてくれたら許せる)」と思っていました。

もちろん、そんなこと誰にも打ち明けていませんでしたがー。

もしあなたが今、元彼への恨みを持っているとしたら、それに隠された気持ちは何でしょうか。

例えば、次のAとBではどちらが近いでしょうか。

A:強い不快感から来る恨み

「騙された、略奪された、DVを受けた、金銭トラブルがあった、こちらの負担がある状態での音信不通、妊娠を受け入れてくれなかった、サイコパスだった、その他とても酷いことをされ出会ったこと自体取り消したい」などなど猛烈な不快感からくるもの。

一時的に恨んでしまうのは、人として自然な感情かもしれません。

B:愛して欲しい気持ちから来る恨み

「寂しい、会いたい、大事にして欲しい、私を追いかけて欲しい、愛し合っている頃に戻りたい、結婚して欲しかった、妊娠を喜んでほしかった、苦しみを分かって欲しかった、悔しい、謝って欲しい、謝りたい、やり直すチャンスが欲しい、せめて話し合いたい」などなど。

本当は愛して欲しい、大事にして欲しい。そういう辛さや未練から来ているのかもしれません。

AとB、両方の場合もあるでしょう。隠された気持ちを知ることにより、少しずつ気持ちが整理されてゆきます。

「全く意味がなかった」と別れと出会った理由

婚約者との別れの際は、前章で言うと「B:愛して欲しい」の気持ちが大きかったと思いますが、過去には「A:強い不快感」のほうが強い別れも経験したことがあります。

それは、「この人と出会った意味が分からない!いいことが何もなかった。傷付いただけ。神様は一体何のために私達を出会わせたの?」と思いたくなるような出会いと別れでした。神社の宮司さんにそのままズバリ聞いてみました。

宮司さんの答えは、「会ってる間、少しは寂しさが紛れたとかあるんじゃないですか?」といったものでした。

一瞬「ええ?それよりも別れた後のダメージがすごいのだけど!」と反発しそうになりそうでしたが、確かに彼と出会った頃の私はとても寂しくて、普段少し見下してしまっていた男性とお付き合いを始めたのです。

酷い話ですが「自分より格下」と感じる男性と付き合うことで自分主導に振る舞え、付き合い始めた頃は少々気が大きくなっていました。

そんな彼との関係で、いつの間にか立場が逆転し、最後にはこっぴどく振られてしまったのです。それがより一層、後味の悪い思いになったのでしょう。別れた直後はそれすら気付けませんでした。

私を含め、別れたばかりの時は、女性は無意識に被害者側に感じがちですが、実は結構自分も悪いことをしていた(見下していたなどの気持ち的な面も含めて)ということも、後になれば気付くことができます。

最大の復讐は、彼と離れて彼よりも幸せになること

前章のように、自分自身に反省すべき点が多い場合は、時間が経つと納得できるものです。しかし、本当に理解に苦しむ別れや、相手の心変わりなど、どうしようもない別れだった場合、気持ちの行き場はどうなるのでしょうか。

恨みが消えない元彼への最大の復讐は「彼と離れて、彼よりも幸せになること」。これに尽きます。

私は元婚約者だった彼に捨てられ、もうずっと音信不通で連絡の取りようがなくなったとき、自分の中である“復讐”を企てました。

「彼より素敵な人と結婚して、幸せいっぱいの『私達結婚しました!の写真入り年賀状』を送りつけよう!と決めたのです。今思うと幼稚な発想ですが。

その元婚約者に捨てられて約一年後、私は今の夫と出会いました。出会って間もなくお付き合いを始め、出会って一年目の月に入しました。

今の夫との結婚生活は満たされており、はっきり言って私は元婚約者である彼より幸せになっていると思います。

幸せの度合いは、人と比べられるものではないのかもしれませんが、「愛する人と結婚し、健康で、自分の好きな分野の仕事をしている」という時点で大変恵まれていると感じますし、幸せです。

元彼は毎日のように人の揚げ足を取っていて、身内や職場の人、数少ない友人に対しても不満ばかり言っていましたから(^^;) とても幸せそうには見えませんでした。

自分自身が幸せになると、「『私達結婚しました!写真入り年賀状』を送って、トラブルになっても嫌だな。こちらの住所も知れてしまうし」という、普通の思考に戻ることができていたのです・・・。

世間ではストーカーなど男女トラブルのニュースが絶えませんが、多くの人は恨みをぐっと堪えています。

それだけでも人として真っ当ですし、そんな人こそ絶対に幸せになって、「今がとても幸せです。これからの人生も楽しみです。(あの人はどうでもいいです・興味なし)というふうになりましょう。

私は彼の苗字すら「何だっけ、えーっと。あ、そうだ、あれだ」というレベルになりました。強がりではなく、本当に存在を忘れてしまうほどなのです。

スピリチュアルなブログを書くときに振り返ると大変感慨深いです。

恨みを何倍も上回る幸せで報われる

私達はこれから生きていく中で、恨みの感情を何倍も上回る幸せを手に入れることもできますし、恨みの苦しみを癒していくこともできます。

通常、つらい体験は、繰り返し思い出すことで段々と威力が減ってゆきます。

そう言われても、いまいち実感が沸かない人もいるでしょう。

私も、

・「何度思い出してもその威力や鮮やかな苦しみは消えない」

・「これからまた何度も思い出さないといけないの?」

・「美人でない、若いとも言えない私に良縁と幸せが訪れるとは思えない」

と途方に暮れていたことがあります。

そこで私の等身大のエピソードをお話しします。私は今の夫と出会ったときに、恨みが消えない元婚約者のことを少し話しました。一般的に、そのような話はしない方が無難なのかもしれませんが・・・。

すると彼(現夫)は、「何かあったら、俺がそいつに文句言ってやる!!」と言ってくれました。私はそれがとても嬉しかったです。

もちろん、実際に文句を言ってもらったことはありませんし、言わなくて良いです(笑)そういってもらえるだけで、気持ちだけで充分救われたのです。「私はもう愛され、守られている。今までよりずっと。」と感じることができました。

私はこのサイトで、どん底から幸せになったコツを記事にしています。ご自身に合いそうなことは、是非お試しくださいね。

あなたは今の苦しみをどんな幸せで癒してゆきたいですか?

鮮やかな心の苦しみも、希望を持ち始めた時点から癒しや幸運の引き寄せはスタートしているということを体験してくださいね。

あなたの幸せを心からお祈りしています。あなたの幸せを強く願う人との出会いは、素敵な引き寄せとなります!

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