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毒親対策、立ち直る具体的な方法。サバイバーのブログやサイトについて。

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  • 2019年10月28日
  • 読了時間: 6分

2019-10-29更新 2019-10-28投稿

ライター:小百合

毒親対策シリーズの第4回です。

(この記事は、現在精神科にかかっている方には向いていないかもしれません。お医者さんに相談するか、病院での治療を優先してくださいね。)

さて、今までの毒親問題のお話では、

怒りや悲しみといったあなたの心をみつめる(自覚する)こと、

ダメージを与えてくる相手から離れること、

この二つの方法を自分でできる対策としてお伝えしました。

このふたつは、どちらを先に実践しても構いません。できるところから一歩を踏み出しましょう。

これらは私が実際にやってきた癒しの方法です。

私は大まかにこの二つの実行だけで自分を取り戻すことが出来つつあります。

(この他にも方法があると思います。その方法を私の中でしっかり消化して、皆さんにお伝えできるようになったらまた記事にしますね)

今日は、この二つを実践していく中での具体的なことをお伝えします。

もくじ

【対策】痛み悲しみ怒りに振り回されないために

毒親サバイバーのサイトは慎重に

インターネットで「毒親」と検索すると、多くの毒親サバイバー(毒親からの被害を経験した人)たちの怒りの声がヒットすると思いますが、

それらを検索して読むことについては慎重に考えたほうがよいでしょう。【※文末に昇華系のリンクをご紹介しています。ご活用ください^^】

引き寄せを意識している皆さんには言うまでもないことかもしれませんが、無意識に触れてしまった他人の負の感情が、あなたに影響を及ぼすことが多々あります。

具体的な対策方法や、怒り憎しみを昇華できた話が書いてあるような記事なら読んでみるメリットもありますが、鬱積した気持ちを吐き出すのがメインの記事は今のあなたには向いていないかもしれないという事を覚えておいて欲しいと思います。

(そんな記事を書くことは、毒親サバイバーにとって吐き出すことによるヒーリング効果があると思います。しかし吐き出された負の感情は、ネットの海に漂ってどこへたどり着くのでしょう。「わかるよその気持ち」とその感情を共有して癒しを得たら、ぜひお互いに前へ進めるように。老婆心ながら祈ります。)

自分の中の感情をお世話する

さて、自分以外の毒親サバイバーたちの負の感情に少し気を付けたら、今度は自分の中の負の感情の扱いについてです。

で書いたように、カウンセラーやノートなどに怒りを吐き出すのが先です。これには何か月も、もしかしたら何年もかかるかもしれません。

ご両親に怒りを抱き続けている方が、そろそろこのしんどい感情から解放されたいと思ったら次のステップかもしれません。

次のステップに進みたいと心から思えたら、負の感情は胸に抱かず心から目の前に取り出して、正面から向き合う気持ちでお世話をしましょう。

その感情は長い時間、あなたの中で押さえつけられ、見ないふりをされ、家族からもないがしろにされてきたかわいそうな子どもです。

インナーチャイルドをケアする方法がそれを癒すでしょう。

さまざまな本が出ているので、ここでは私が実践して癒しを感じた手法について紹介します。

私が効果を感じたのは、自分のインナーチャイルドのためにおもちゃやお菓子を持ち歩く方法でした。 インナーチャイルドの存在を認めて、これからはずっと一緒にいるし力になるよと語り掛け、そしてその子のために何かをするのです。

これをすると、自分が大切にされている温かさを感じることができました。

そして不思議なことに、この手法は引き寄せでもよくつかわれる手法ですね。

自分のために一番いいマグカップを使い、一番大切なお友達に贈る物と同じくらい素敵なものを自分に贈るなどのあの方法です。

この方法以外にもインナーチャイルドを癒す方法は沢山あります。 沢山の本が出版されています。

おススメは、まず図書館か書店に行って、ぱらぱらとめくってみることです。

文体やフォントや本全体の雰囲気、もちろん内容も、

あなたに優しくしてくれるものを選ぶと良いと思います。

これは癒しの為のものですから、まずは気持ちよくやってみましょう。

毒親対策(他に実践して効果的だったもの)

小さいクレーマーを利用する

心に小さい両親が住み着いて、彼らが言いそうなあれこれを一日中喋っていたと、前回お話ししました。

この小さいクレーマーを利用することもできます。

無理せずにそうできるなら、彼らをよく観察してみましょう。彼らはもちそん実像ではなく、自分のなかのその人へのイメージでできているのだなと思いながら見てみましょう。

どんな顔をしていますか、髪型、服装、

「私ってあの人をこう見ていたんだ」と何か発見があるかもしれません。

小さい両親からの暴言はただの録音であって、実は自分が再生ボタンを押していると気づいたので、

私は録音の上書を試してみました。

「そんなふしだらな恰好して」「これはふしだらではないし、服装は私の自由」

「顔で勝負できると思うなよ」「私の顔をとても気に入っている」

あまりそうとは思えなくても大丈夫です。

あなたの心を守るメッセージをつぶやきなおすことを習慣化してください。

いつの間にか、セルフイメージが良くなっていることに気づかれると思います。

それと同時に、小さい両親は弱くなり、

ある日心からつまみ出して「えーーーーい!」と遠くに投げるイメージをしました。

そのまますっきりいなくなった・・・とはなりませんでしたが、

とてもすっきりしたような、さあ自分で選んで歩いていくぞという前向きな気持ちになりました。

あなたの魂は守られている

両親ではありませんでしたが、

他者から酷い扱いを受けたとき、

自分がそうされても当たり前のつまらない存在、汚れたサンドバック、汚いゴミ、そのように感じて深く深く傷ついていた時、

ふと心の中に降ってきたすばらしい発見がありました。

私の魂は、今も気高く崇高だ

私の魂に触れるのは、私だけ

誰も何者も、私の魂に触れることは出来ない

私は崇高な魂をもって、今もなお生きている

両親や周囲、環境から傷をうけては来ましたが、

このことに気づいてからは、なんとなく力が湧いてきて、

周囲に負けない、絶対的な自己を持てたと少し思えます。

どうでしょうか。

あなたの魂はあなたにしか触れません。あなたの魂はそれでもなお気高く、崇高です。

これは真理なのではないかなと思っています。

少しでもあなたの力になりますように。

時代は令和。誰もが主人公。

ゆり葉によるあとがき・・・まるで「泥中の蓮*」のような小百合さんに乾杯です!

(*泥のような環境にあっても、それに影響されずに、清らかさを保ち、花開くようなイメージです。更に場所ごと移動することが可能な方は、抜け出してよいと思います)


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