過敏性腸症候群(IBS)下痢型。休みの日に下痢。自律神経の乱れも?【覚え書き】
- S H
- 2018年7月26日
- 読了時間: 6分
2018-07-25
2018-08-20更新しました!
Contents
心と腸のコンディション。過敏性腸症候群!
実はここ一週間くらい、過敏性腸症候群(下痢型,IBS)の症状が出ていました。もう何年も前に治っていたのに、久々に現れてしまいました。しかし、原因は大体分かっています^^;
きっかけは、副鼻腔炎の治療のため服薬した抗生物質により下痢になったことです。それ以降、抗生物質を飲み切った後も腸の調子が乱れがちになり、その後昔と同じようなIBSの症状に移行してしまったのです。
※余談ですが、抗生物質を飲んでも膣カンジダは再発しませんでした!((Côteaux Nantais コトーナンテ) 有機アップルサイダービネガー)、カンジダ対策に効いてるかもしれません(^^)
2018-08-20追記・・・カンジダ対策はコトーナンテより「アリサン アップルビネガー」のほうがお勧めです。
■IBS引き金と思われるもの【私の場合】・・・あくまで私の場合ですが、一定の法則がみられます。(個人差があると思います)
・ストレス
・運動不足
・アレルギー性鼻炎と同時に出る・・・自律神経の乱れや、アレルギー、冷え、抑うつ傾向、リーキーガット!?
・夏バテにより下痢しやすく、数週間胃腸のコンディションの悪さを引きずるパターン(2~3年に1回くらいあり。)
・何らかのきっかけで一度下痢をすると、しばらく引きずってしまう。などなど。
2018-08-20、追記
・実家にいるとなぜか症状が出やすい(帰省したらお腹が緩くなり、自宅に帰ると戻る)
下痢が長引いた場合や、いつもよりひどいときは通院します。その際の処方薬はいつもシンプルです(セレキノン、コロネル、ミヤBMなどの整腸剤)。
過去に、IBSが続いた際は大腸内視鏡検査も受けましたが、問題ありませんでした。
大腸内視鏡検査は大事です。下剤を飲むのは大変でしたが、検査自体は眠っている間に終わりました。特に40歳以上の方は、定期的に検査を受けることをお勧めします。
下痢型IBS、自分なりの対処法【覚え書き】
あくまで私の場合ですが、自分なりの過敏性腸症候群(下痢型)への対処法をご紹介します。
カンジダ対策ほど研究はしていないので、効果とは無関係のものも結構含まれるかもしれません。(たまたま時期が重なっていただけ、など)その辺り、何卒ご了承くださいませ。
■私なりの、過敏性腸症候群(下痢型)への対処法
1、適度な水分補給(摂りすぎず、減らしすぎず)・・・緑茶が健康にいいと知り、温かい緑茶なら冷えないだろうと何杯も飲んでいた時期は、IBSの症状は長引きました。温かくヘルシーな飲料でも飲みすぎはNG。
また、下痢を恐れて水分摂取を控えるのもNGです。
2、やさしい栄養補給(偏らない、良質なたんぱく質、消化に良いものを)・・・食欲がなくても、卵、鮭、梅干しを入れたおかゆなどは体に優しいです。
× 食物繊維の多い食べ物や、消化しにくい食べ物は、控えます。(ゴボウなどの野菜、タケノコやワラビなどの山菜、海藻類、貝類、キノコ類、玄米、コーンなど)。
〇 すりおろしリンゴや、大根おろし、ゆでたじゃがいもなどは消化に優しいといわれますが、下痢型IBSにも相性が良かったです(^^)
3、睡眠を適度にとる・・・長すぎも短すぎも、ベストなコンディションを逃します。
4、朝日をしっかり浴びる・・・体のリズムを整え、腸だけでなく脳のコンディションも良好に。不眠や鬱っぽさの改善にも重要。
5、胃もスッキリしない時は、天然のデトックスドリンクを・・・梅干しをお湯でほぐしたものや、スウィッチェル(ミネラルウォーターに、リンゴ酢とはちみつ、レモンなどを少々)などを飲む。
6、ヤクルト社のミルミルを飲む・・・相性があると思いますが、私には合っていました!軽度の便秘と下痢の混合など、不安定なときに。イトーヨーカドー、イオンなどで販売されていました(店舗により異なるかもしれません)。
7、パンラクミンを飲む・・・パンラクミン錠 550錠 【指定医薬部外品】
。大きな疾患はないが、ストレスによる食欲不振、消化不良気味、軟便などに。私には相性が良かったです。(ちなみに筆者は、ビオフェルミンの効果は全く分からないのです。個人差ですかね^^;)
8、冷え予防、特にお腹を温める、腹巻をするなど・・・原始的ですが、あなどれません!寝る前に優しく手を当てるだけでもリラックスできます。
9、いつもと違う生活パターンにしてみる・・・精神的ストレスが多い場合や、デスクワークで凝り固まりがちな人にお勧め。
10、水分や食事が摂れている場合、軽く体を動かしてみる・・・ウォーキングなど。
11、これは臨時の手段なのですが、IBSのお薬と共に、軽い安定剤を処方していただくとピタリと止まることもありました。(お薬の名前は「リーゼ」、ジェネリックだと「クロチアゼパム」に該当します。)
不安や緊張が強い場合に有効なことがあります。もちろん不安や緊張は、セルフケアできるとそれに越したことはありません。
しかし、下痢が続いて登校するのが不安になり、登校拒否なってしまったクラスメイトもいました。深刻に悩んでいる人は心療内科で相談するのもよいかもしれません。
なぜ運動や快活な活動が効果的!?
他に大きな病気がなく、過敏性腸症候群が原因であると分かっているとき、不思議なことに「軽い運動」や「快活な活動」が効果的なことがあります。
■軽い運動や快活な活動の例
・心地よいウォーキング
・リラックスできる人との活動、外出
・パートタイムなどの短めの無理ない労働
・買い物など、ちょっと自由になれる時間
・片付けや掃除に夢中になる
・ヨガ (ただし、周りの人を気にしたり、体のことが気になりすぎる場合は、集中できないことも。)
・ダンス(無理なく、軽く汗をかく程度に。休憩もしっかりと。)
・いつもと違うパターンの行動(ちょっとコストは掛かるけど、楽しい寄り道をするなど。)
このような心地よいペース、テンポの行動で、コロッとIBSが治まることもあります。しかしこれらは、体験的なことであり、直接的な原因は分かっていません。
ですが、自分では「緊張しすぎ」だけでなく、「リラックスしすぎ」も下痢を招くのでは・・・?と感じています。副交感神経が優位になりすぎているときに便の回数が増えるような気がしているのです。
セロトニンも関係しているのかもしれません。(あくまで自分の体験による感想ですm(_ _)m)
昔から、出勤日より、休日のほうが排便回数が増えることが多かったです。それも、外出せずに家でのんびり過ごしているときに顕著でした。(食べるものは特に変わらず。)
逆に、気を引き締めて短時間のパートタイムをこなしたり、適度な心地よい刺激の活動をすると、下痢は減り、交感神経がほどよく働いてくれるような手ごたえを感じます(笑)
特に普段デスクワークで運動不足のかたは、うっすら汗をかくような活動や軽い運動は、好ましいと思います。
長時間勤務の際は、逆に朝がストレスで出勤前の下痢が見られたりもしました。これについてはまた整理して、記事にまとめたいです。
※ただし以下の場合は、運動や快活な活動は控えてくださいね。受診をお勧めします。
・熱がある ・寒気がある ・体の痛みがある ・吐き気がある、嘔吐がある ・いつもより下痢の回数が多い ・いつもより下痢の状態が悪い ・水様便である ・便の色がいつもと違う ・下血が見られる、便やペーパーに血が付く ・体重の低下がみられる ・排便後も不調が続く ・疲労感、倦怠感が大変強い
その他、不調が気になる場合。
筆者が不思議に思うのが、IBSのみならず、アレルギー性鼻炎も、活き活き活動し始めるとピタリと治まることがあるということです。
IBSの下痢とアレルギー性鼻炎が連動しているときもあります。この辺り、何かヒントが隠されていそうです!
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