今あらためて小林正観さん『ありがとうの奇跡』を実践。効果の感想は。
- S H
- 2020年3月2日
- 読了時間: 11分
2020-02-29
少しお休みをいただき、ゆる~く復活しました。その間、温かいメッセージを下さった方や応援して下さった方、本当にありがとうございます。
決して「選ばれし者」タイプではない私が発信できる世界に感謝・・・いえ、「皆が選ばれし者である世界」に感謝です。
今後はマイペースで楽しく更新出来たらいいなと思っています。
ここ二週間くらいで痛いほど分かりました。癒しをもたらしてくれるのは、あなたであり、友人であり、自分自身でもあると。「奇跡」や「不思議な力」はもっと身近に、日常に宿っていたのです。心を開き、それを発動させるか否かでした。
さて今回は、それらの気付きと関係の深い本をご紹介をさせていただきます。
もくじ
偶然に導かれて読んだ本『ありがとうの奇跡』
今月の、とある日のこと。私は「今のお仕事を辞めたい!辞めよう」と強く想ってしまいました。こんなふうに強く想ったのは始めてのことです。
ご縁のあった女性にその報告をしようと決めたとき、メインで使用していたデスクトップPCが壊れてしまいました。特にいつもと違う扱い方はしていません。
他にもその前後に、やたらブレカーが落ちる(後に原因はオーブンレンジだと判明)、キッチンに謎の浸水が起きるなど困った現象が起きていました。
これは・・・スピリチュアル好きさんであれば、以下のようなことも思い浮かぶかと思います。
1.ネガティブな念を持ってしまった影響で、電化製品の不調が出た。または身代わり。
2.「辞めないほうがいい」というお知らせ。ストップがかかった。
3.何らかの霊的影響を受けている。
4.偶然である。または、疲れやストレスから集中力が低下していて、知らないうちに何かやらかしていたのかもしれない。(スピリチュアルな現象ではない)
などなど。
何人かに相談させていただいた後、私は最終的に「4」を採用しました。理由は、それが一番気が楽だったからというのと、一般的に「まともな意見」のように思えたからです。
そして私は自分が少々「スピリチュアル疲れ」をしていると感じていました。
信頼できる友人(仲間)には少しお伝えしたものの、「スピリチュアル系の仲間はセンサーの感度が高いので、悪影響を与えちゃいけないな~」と、依存しすぎないように気を付けていました。
ちょうどそのとき、小林正観さんの著書『ありがとうの奇跡』が自室の目立つところに置いてあったので、新しいPCが来るまで読書を増やそうと思いつきました。
私の、小規模な冒険の始まりです。
・・・スピリチュアル疲れをしていて正観さんを読む辺り、スピリチュアル「全般」が嫌になったのではないと分かります(笑)
小林正観さんの『ありがとうの奇跡』
小林正観さんの本は、私がまだ実家暮らしの頃、地域の図書館で既に出逢っていました。
ですが、あの頃読み漁った本の中で私は美輪明宏さんの虜になったため、正観さんや斎藤ひとりさんの本はそこまで印象に残っていませんでした。
正観さんの本に再び手に取ったのは、noteの先輩が正観さんのお弟子さんだったからです。昨年、入手していました。
今回は、表紙がゴールドで気に入っている『ありがとうの奇跡』をチョイス。「ベスト・メッセージ集2」と銘打ってありますし(^^)
「時間に余裕ができたから、今一度実践してみようかな」
このような軽い気持ちで読み直し始めました。
「自我+おまかせ=100」
私がこれまでに行ったスピリチュアルなメソッドの中で一番効果を感じたのは「引き寄せの法則」でした。
ですが、2019年の晩秋頃からでしょうか、「意図していない(強く願ったり、計画したりしていない)のに、嬉しい形でスルスルと叶う」という不思議な現象が起こり始めました。
私はこれにワクワクを隠せませんでした。
そこで「神様!私はこうなって欲しいから意図しません!」という謎の宣言をして、心の中でこっそり叶えたいことにこだわり始めました(^^;) そうなると、やっぱり上手く行かなくなるのです。
そして、「ああ、降参します・・・」とこだわりを手放すと、徐々に状況はよくなるのでした。
結果的に、全体としての状況はよくなるのですが、私の心は正直言うとざわついていました。
「落ち込んで復活しての繰り返し。まあ確かに少しずつは強くなっているかもしれないけど、何だかゆっくりだなぁ」
「こだわりがなくなって心が休まるのは、上手くいかなくても受け入れるからであって、結局願いは叶わないのに現状に感謝して喜ぶということ?それって少し寂しいような・・・?」
なんて少ししょんぼり。私は叶えたい夢に向かってやりがいを持って歩み、叶えて充実感や達成感を味わうことが好きだったからです。
でも、確かにそれだけでは叶わなかった夢もあります。
そんな私が試してみようと思ったのがp326の「自我+おまかせ=100」の章です。
著作権の関係で詳細は引用しませんが、
■神様はやる気のない人を応援している
■やるハメになるのが宇宙の要請
この辺り、実はとても納得できます。
私はかなり結婚願望が強かったのですが、結婚できたのは平均よりも遅かったのです。叶うために必要なのは「願望の強さ」だけではないことは何となく分かっていました。
正観さんによると、自我(=好き嫌い)ではなく、「宇宙におまかせ100%」にすると、人生がすごくラクで楽しいものになるのだとか。
今までは、願いを定めてそれに向かって歩んできた私ですので、その考えには拍子抜けしましたが、やってみる価値はありそうです。
特別な費用も掛からなければ、特別な時間を設けてセッションを受けなくてもよいのですから、今からでも実践できます。
元々、実践してみることが好きな私です。
それで早速行ったこと。スピリチュアル関係でも需要があるお仕事は残しておき、後は目の前の主婦業を大切にしようと決めたのでした。
一体、何が起こるか楽しみです。
昔の自分を振り返ると、「目の前のことを自分なりに大切にしていたけど中々進展しなくて(家族の干渉があったため)、引き寄せノートで現状打破した」という訳です。あれはあれで良かったのでしょうね。
自分が喜ばれる存在になる
あと1つ、私が特に気になったのは「自分が宇宙に対して『喜ばれる』ことを投げかける」というものでした。
分かっているようでつい忘れてしまうので、マスキングテープにマジックで「自分が宇宙に対して喜ばれることを投げかける」書いて、見えやすいところに貼りました(笑)実践、実践♪
「喜ばれる存在になる」
それを考えただけでも、心が楽になります。
自分が喜ぶ方法や自分が得する方法だけを考えるより、エネルギーの流れが優しいです。
弊サイトは恋愛系の悩みを持つ女性読者様が多いため、「喜ばれる」=「彼に尽くしたらいい、自分さえ我慢したらいい」と誤解されるかもしれません。
それも少し違うかなと思います。自分のやり方で尽くしても、彼はそれを望まないかもしれません。
自分自身が「大切なパートナー」として喜ばれる存在になること、というベクトルがよさそうです。
これも「宇宙におまかせ」の部分が増えると、とてもラクだろうなと想像できます。
予想もしていない効果「ありのまま愛される」
本を読み始めても、心のざわざわした感じはまだ残っていたので、とりあえず裁縫を始めました。効果は身近なところから始まりました。
最初は「裁縫、下手だなぁ」と感じていましたが、段々とリズムが出てきて2日目には「人生で一番、裁縫がはかどった日」になっていました。
地味ですが、満足度は高いです。自己新記録ですし(^^)
「この調子で編み物をしたら、はかどるんじゃないか?」とか「小さなことでも、久しぶりにやってみることで新しい発見があるかもしれない」とか、自然な意欲が湧き始めました。
その翌日、久々に自分で自爪の表面を磨きました。本当にささやかなことですが実践です(笑)
暖房器具の前に座り、黙々と爪を磨く私に「ピカピカにしてるの?」とパートナーが声を掛けて来ました。
私はパートナーに問いかけました。「私、これからどうしたらいいと思う?」と。2月中旬くらいから、進む方向に自信がなくなっていたのです。
「そのままでいいし、何もしなくていい。専業主婦でいい。寂しいなら習い事でもしたらいいよ」との返事でした。
私は驚きました。私はとても弱いのに、これでいいのかと。どうやら「いい」らしいのです!
私は自分に何を求めていたのでしょう。「平均的な強さ」かもしれません。まあ実際に、メンタルが常に安定していた方がお得なことも沢山あるでしょうけれど(^^ゞ
ですが私が弱くなければ、パートナーや仲間の温かさをここまで実感できなかったかもしれません。
なお、私は超HSPであり、過去に摂食障害による鬱状態も経験したことがあります。体験的に不調時はしっかり休んだ後「あまり頭を使わなくて、リズムがある作業(軽作業など)」をすることで心地よくなりやすいと分かっていました。
繊細さんは「調子を崩したときに、調子が戻りやすいアクション」を意識的にいくつか持っているとよいでしょう。
自分にとって大切なこと
もちろん、すでに恵まれているところが多いから、幸せを数えやすいというのも実際にあると思います。
昔の私から見ると、今の私は「ものすごく幸せ。夢みたい!」という状態です。ただ、世間から見ると「一見地味で、実はちょっと変わった主婦」という感じでしょう。つまり、昔の私がかなりつらい状態にあったのです(内容は、ここには書けないほど)。
何年も前のことですが、お仕事も恋愛も金運も健康も家庭も全部つらかったときのことを思い出します。当時は「抜け出す強さ(現状打破)、勢い」みたいなものが必要でした。親の威力が強かったのです。
説明が難しいのですが、機能不全家族の中にあってコントロールされているときは、親の期待に応えるだけではなく、気合を入れて抜け出す時期というものもすごく大切だった気がしています。(色んな方法があると思いますが)
あの頃、私は100円ショップでノートを買い、紫色のペンで引き寄せノートを書いていました。自分の光のエネルギーがとても高まった時期でした。
表からは感謝の日記。裏表紙からは叶えたい夢を描く。あれは、おまかせ100%ではなかったかもしれませんが、尊い時間でしたし、実際に叶いました。
正観さんの言葉で言うと、「こうなったら、嬉しい、楽しい、幸せ」と純粋に感じていたのかもしれません。
「こうなったらHappy♡」や、「メリハリのための目標」は持ちつつ、おまかせ度を上げていく・・・というのをやってみるのも楽しそうです。
本当はもっと高度なやり方があるのでしょうけれど、あまり背伸びはしないことにしています。
最初から強かったわけでもない、そして今でも完璧とはほど遠い私が友人やパートナーに愛されていること。そこには、何か柔らかな「人生の仕組み」が隠されていそうです。
感情の開放(浄化や昇華)
自分なりのやり方も組み合わせる
私は超HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)であり、特別に秀でた能力がある訳でもないため、正観さんの域に達するのは遥か遠くに感じます。見当もつきません。「動じない」ということが人一倍難しいですし。
起きてくることをただ受け入れるとき、私の感情が強く痛みを感じ、非常に苦しむことがしばしばあります。
「心が痛いと感じているなぁ」と俯瞰しても、変わらずに痛い。マインドフルネスを思い出しても、鮮やかな苦しみは中々緩和しないことも。
そんなときは、「EMDR風・眼球運動のおまじない」。
そして、リズム性の運動もよかったです。(セロトニンに作用?)
あと、気付いたのは「夢」が記憶の整理・処理を助けてくれていました。夢解きは、感情やエネルギーの整理に役立っています。
このように、私の場合、どんなに素敵な先生の本やブログでも全てを真似することは出来なくて、自分に心地の良い方法を組み合わせています。
特徴的な夢。偶然が2つ以上、重なったとき
ここ最近、あらためて自分と向き合ったとき、私は印象的な夢を見始めました。しばらく夢は静かだったので、久々です。
特に本日(2020年3月1日)見た夢はリアルでした。日曜日だから二度寝して、沢山の夢を見ました。
■パラシュートの男性
ヘリコプターから、オレンジ色のつなぎを着た男性がパラシュートで降りて来ます。
一人は私のかつてのソウルメイト(かつて、と表現したのはすっかりお互いの役目を卒業したから)。
彼のパラシュートは開かなくて、そのまま落下しました。でも夢だから、そもそもヘリの高度がとても低かったため大丈夫。
彼は3度目の挑戦で美しく降りてくることができ、笑顔で私に近付いて来ます。でも私はその瞬間を見ることができなかった、というもの。
(夢解きとしては、最近のニュースによる不安、昔聴いていた曲の感覚、そして取り越し苦労、罪悪感、タイミング調整・・・かな)
■夢の中でインターネット
夢の中でもインターネットを扱っていました。クリエイター向けプラットフォームの「note」を開き、ある方のページを見ていました。
先程、そのクリエイターさんを「フォロー」してきました(^^;)夢と現実を繋げる不思議。
■夢の中の街
面白いことに、夢の中で何度か通っている街があります。そこに「食料を買いに行く」と言っている夢です。
・・・
正観さん曰く「『偶然が2つ以上、重なったとき』は、そちらへ行ってみたらという宇宙からのサイン」だそうです。
「私はこれからも夢からヒントを得て、豊かに暮らしていくのだろうな」とふんわり感じているのでした。
また素敵な効果を加筆できたらと思います。今回ご紹介させていただいた本はこちらでした。
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