占い・スピリチュアル・引き寄せの法則は怪しい?心が弱いからすがる?真面目に悩む人向け。
- S H
- 2019年3月8日
- 読了時間: 8分
2020-02-20更新 2019-03-07投稿
この記事は、「占い・スピリチュアル・引き寄せの法則って怪しい?」と真面目に悩む人向けの内容です。明らかにスピリチュアルが嫌い、苦手な人は対象としておりませんので、そっとページをお戻りいただけたらと思います。
※追記・・・2019年残暑頃から、「スピリチュアル業界」に触れる機会が増え、最初に投稿した記事よりも、色んなことが見えてまいりました。加筆修正するか、削除するかもしれません。
もくじ
占い・スピリチュアル・引き寄せの法則って怪しい?
「占い・スピリチュアル・引き寄せの法則って怪しい?」私は時折このような疑問を自分に投げかけます。
これらに頼る人は、心が弱いのでしょうか。現実を直視できず、すがりたくなる?
詰まるところ、現実逃避の思い込みの世界なのでしょうか。
「占い・スピリチュアル・引き寄せの法則は怪しいかどうか」、私なりの意見や感想をあげてみますね。
・確かに怪しい、胡散臭い、霊感商法に近いものも沢山ある。
・本人の思い込み、精神疾患によるものもある。
・低級霊との交信もあるようだ。
・メディアで流されるものは、エンターテインメント(楽しみ、気分転換、気晴らし)の要素が大きいと考えておいた方が安心かも。その上で素敵に楽しめると思う。
・ヒーリングに関して、私は効果を感じたことがあるが、ヒーラーとの信頼関係、相性、タイミングなどに大きく左右されるようだ。効果はサイキックなものではなく、深いレベルの癒し、共振・共鳴によるものが大きいかもしれない。安全のため、医療とは別に考える。
・「ハッピーになれる。癒される」と感じるスピリチュアルも確かにある。
・私はスピリチュアル・引き寄せの法則に出会うことで人生が豊かになった。だが、それだけが全てではないと思う。
全ての人に有効かどうかは分かりませんが、「占い・スピリチュアル・引き寄せの法則」は少なくとも一定の割合の人にとっては、他では得られない何かが得られるため、科学が発展した今もなお文化として残っているのだと思います。
スピリチュアルに限定せず、効果があるメソッドが好き
私は日常生活をより豊かなものにするための手段として、スピリチュアルだけを特別視している訳ではありません。
それよりも、次のような効果があるかどうかが重要なのです。
・心が動かされ、体や習慣まで動く
・心からのしあわせが訪れる(努力の賜物であっても、奇跡と感じることがあります)
・今まで努力しても得られなかったものが、得られるようになる
・ずっと叶えたかった夢が叶う
過去記事でも取り上げたのですが、「スタンフォードの自分を変える教室
」で有名なケリー・マクゴニガル先生の本は実生活で役に立っています。
「健康心理学」というカテゴリーですが、体感的には引き寄せと似たような効果だと感じました。もちろん、私がそう勝手に感じているだけですが^^;
スピリチュアルに興味があるけれど、やっぱり怪しく感じるといったかたは、こういうエビデンス(科学的根拠)のあるメソッド(方法)がおすすめです。
私はケリー・マクゴニガル先生が好きです。ドラマセラピストの中野左知子先生もですが、人間に対する優しさがにじみ出ているところに惹かれます。次章に出てくる神田橋條治もまさしくそうです。
例えば、つらいめに遭って自暴自棄になった人の悲しみを拾い、癒しの第一歩をそっと提案してくれるような優しさです。
もちろん自分で気付きを得ることは大事ですが、何でもかんでも自己責任(自己波動責任)にすることは私は好きではありません。
世の中にはとてもつらい家庭に生まれた人、大変つらい出来事に遭遇して酷く傷付いてしまった人(虐待等含む)など、明らかに自分の意志ではなくつらい経験した人もいるのですから。
(そういったことを、「自らその運命を選んで生まれてきたのだから仕方ない」と考えるのは、今の時代では時期尚早かもしれません。自分や家族に酷くショックなことがあったとき、他人から「あなたが生まれる前に決めてきたことなのよ」と言われたところで、それを証明するものは今のところないのですから。難しいテーマです。本人が困難を乗り越えるために採用する考え方としてはありなのかもしれません。)
祈りと人生の謎解きは自然に始まった
私は子供の頃から体が弱く、自然と神様に祈りを捧げていました。「健康になりたい」という純粋な祈りです。
きちんと通院し服薬した上で、両親が仕事でひとぼっちのときにこっそりお祈りをしていました。お金も掛けていません。家族は特別に宗教に入っている訳ではなく、私の祈りは自然発生したものです。
祈りは、童話や漫画などの世界から、ほどほどに取り入れたのでしょう。これを怪しいと思われたら、ちょっと悲しいかもしれません。
大人になってからも繊細な心身を持て余していた私は、命や愛について考える機会が多く、人生の仕組みを追求したくなりました。沢山の本を読み漁りました。
私にとって、死に対する恐怖を和らげる唯一のものが「愛」であったことから、愛は私にとってそれはそれは特別なものでした。
ですが、中々その「愛」や「健康」が手に入らないのです。
私は当時、自分が敏感で体調を崩しやすいのは発達障害が原因ではないかと疑っていました。
そして、この先生なら私の人生の謎解きをしてくれるのではないか、(もちろん謎を解くのは私自身だけど行き詰ってしまったから)この先生ならば鍵となるものを見抜いてくれるのではないかと思ったのが、精神科医の神田橋條治先生です。
のちに私はHSP*である、つまり病気でなく敏感な気質であると分かりましたが、発達障害を調べていくうちに神田橋條治先生を知ることができたので、その回り道も必然だったと思っています。
*HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは・・・生得的な特性として、高度な感覚処理感受性を持つ人(繊細・敏感な人)のことです。男女問わず、5人に1人はHSPだと言われています。
セオリーが分かっても、願いが叶わない理由
診察の席で神田橋先生はおっしゃいました。
「自分を理解してくれる人がいるとよくなります」
といったことを。
実はその言葉と同じようなことを、すでに神社の宮司さんにも言われていました。「(結婚相手は)たった1人だけ見つければいいのだから簡単」とまで言われていました。
確かに、私は物心ついたときからずっと、周囲との違いに悩んでいました。それを隠して普通に振る舞うことにエネルギーを注いでいました。
私らしさを愛してくれるひとがいたらどんなにしあわせだろうと本気で思っていました。
「理解してくれる人がいるとよくなります」
本当にその通り。だけど、肝心の「理解してくれるパートナー」が中々得られない。
よくなる方法が分かっても、今度はそれが手に入らないという問題にぶつかったのです!
雲の向こうは青空ですよと言われても、ずっと曇ったままでその青空を見ることができないのです。スピリチュアルや自己啓発などで願いが叶わない人は、こういう行き詰まりポイントがあるかもしれません。
結局、解決策を突き詰めていくと、地道な努力や継続、いくつかのコツを実践すること、そして最後はほんの一握り「神様の領域」に委ねる気持ちでいることが一番のような気がしました。
神様にOKを出してもらうには、「もう叶うほかない」「叶わないほうがおかしい」というところまで自然と持っていくのがよいようです。これは引き寄せの法則に通じる気がしています。
私は自分を理解してくれる人を見つけました。正確に言うと見つけたのではなく、すでに何年も前に出会っていたのです。私はその存在の重要さに気付くことができました。今でも大切な友人です。
できれば誰も傷つかないブログにしたい
当サイトで扱うのは小手先のテクニックではないので、効果が出るよりも前に「また駄目だった」と傷付く人がいるんじゃないか、「嘘だ、効かない」と腹が立つこともあるんじゃないか・・・と心配になることもあります。
もちろん、「傷つく」「怒る」「不快に感じる」などは、ご本人が感じることであって、私がコントロールすることはできません。
しかし何というか、「これをやらないと不幸になりますよ」と不安をあおったり、「効果が出ないのは精神レベルが低いからですよ」みたいな目に見えない世界のせいにするようなことはやりたくありません。
・「このブログに書かれてあることをやっても駄目だった。」
・「インチキだ。」
・「もう誰も信じない。神様も信じない。」
そんなふうにならないよう、実例やヒントを掲載し、ご自身の状況に合わせてアレンジできるような柔軟な記事を作成してまいりたいです。
記事に関して、「違うと思う、私ならこうするけど?」というものがあれば、是非それもなさってみてくださいね。
むしろ、心理学などの手法の1つとして研究されて欲しい
「占いもスピリチュアルも、もっと手法が暴かれてゆけばいいのに」。私はそう思います。もちろん、ミステリアスな分、より効果を発揮できるという側面もあるでしょうけれど。
私はむしろ、占いもスピリチュアルも引き寄せも、心理学などの分野でもっと研究・分析されて欲しいと思います。そして、誰にでも分かるような解説を付けて欲しい。
例えば、「スピリチュアル・セラピーとは、インスピレーション、イマジネーションに自分なりの意味を見出し、内面から豊かさを築き上げていく手法である。執着を手放し、上手くいっていることに感謝し、グラウンディングにて現実とのバランスを取りながら目標を達成していくことが特徴である。」
といったふうに・・・。もうすでに、こういった説を唱えている人がいるかもしれませんね(笑)
それでは、最後に感謝の言葉を。
■この記事を書くにあたり、それこそインスピレーションを与えてくれたライターの小百合さんに心より感謝申し上げます。
■そして拙い文章を最後までお読みいただいた読者様に、沢山の幸運が訪れますようお祈りいたします。
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