膣カンジダ、痒くないことも!?おりものが白濁し、増えていたら慎重に。
- S H
- 2018年7月28日
- 読了時間: 4分
2018-07-27
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軽度の膣カンジダ、自己判断は難しい
最近、副鼻腔炎の治療のため、抗生物質と抗アレルギー薬を2週間ほど服薬しました。すると、抗生物質の副作用で下痢になってしまいました。
抗生物質を2週間飲み終えたその翌日、冷房対策にレギンスパンツを履いて外出したのですが、予想外にエアコンがきいておらず「暑い、蒸れる~。鼠径部(脚の付け根)に汗がたまってちょっとかゆい。」と思っていました。
その翌朝です。黒のショーツを履いていたのですが、おりものが多いことに気付きました。
「排卵日前の“のびおり”かな」とも思いましたが、前日に暑い中スキニージーンズで蒸れ、鼠径部周辺がかゆくなったことや、抗生物質を服用したことを思い出し、「まさか膣カンジダ!?」と嫌な予感がしました。
手を洗い、手鏡を使って陰部をチェックしたのですが、微妙~な感じです。のびおり(頸管粘液)でおりものが増えてるようにも見えましたし、ドロッとしているので「膣カンジダになりかけ?」と見えなくもありません。
軽度の膣カンジダの自己判断は、意外と難しいのです。
膣カンジダ、あまり痒くない場合もある
私がカンジダを繰り返していた頃、処方されたお薬を6日間で使い切り、かゆみも治まったので「もう治っただろう」と思っていたら、再診で診てもらった際に「まだカンジダは残ってます」と言われたこともありました。
また、膣カンジダ経験者の中には、「痒くなかったが、カンジダと診断された」「肛門周辺の痒みだけあって、膣の痒みは後から出てきた」などのケースも見られ、個人差があるようです。
あまり痒くないからと言って、油断はできないですね。痒みがなくても、おりものが通常通りでない場合は気を付けた方がよいようです。
「おりものが増えただけ」のときもある
私は、痒みが無くおりものが増えただけのときも、勇気を出して産婦人科を受診したことがあります。私がまだ若くて、カンジダの存在すら知らなかった頃のことです^^;
近くの産婦人科へ通院し、内診してもらうと異常なし。なんと、そのとき診察代は要らないと言われました!特例だと思います。普通は異状なしでも診察料は発生しますよね。
そういう経験をしたことで、「病気かどうか分からないときでも、自己判断が難しければ思い切って診察していい。」と思えるようになりました。(少なくとその医師は) 異常なしだからといって「何で来たの?」みたいな冷たい雰囲気ではなく、ありがたかったです。
産婦人科はただでさえハードルが高いため、医師が冷たい雰囲気だと結構傷付くものですが、優しい先生もいらっしゃいます。
膣カンジダの際のおりもの
膣カンジダは、特徴的なおりものの変化が見られます。白濁したり、ボソボソとした小さなかたまりになったりします。ショーツに付着したおりものだけではよく分からず、手鏡に写して見たらビックリ!ということも。
■膣カンジダの際のおりものの例
・おりものの量が増える(いつもより白く濁っている)
・ヨーグルト状になっている
・乳白色または淡いクリーム色で、ペタペタしたクリーム状である
・おかゆ状
・酒粕みたいな形状(酒粕の画像はこちら。↓ photoACさんよりお借りしました。)
・カッテージチーズ状 (カッテージチーズ画像はこちら。↓)
・濡れてちぎれたトイレットペーパーのかすのように、ボロボロとした繊維質っぽい白いものが陰部に付着している
このように、おりものの変化は幅広いです。特徴としては、「透明のおりものではない」「匂いは、ほとんどない」(またはいつもの匂いと微妙に変わるが、匂い自体は弱め)というところでしょうか。
おりものや、蒸れなどが微妙に気になるとき
明らかに異変を感じた場合は通院を強くお勧めしますが、「ちょっと変かな。でも気のせいかも?」という微妙なときってありますよね。
・おりものが多くて心配だが、かゆみはない。排卵期なので数日は様子をみたい。
・子作り中で、おりものに精子が混ざって出てくるため、おりものが多く分かりづらい。
・性行為のあと、シャワーや入浴ができないと、何だか気になる。(ウォシュレットでの洗浄はカンジダによくない。)
・蒸し暑い時期の生理で、蒸れたりして微妙に痒い生理期間だった。
こういったデリケートな悩みは、中々人に相談しづらいと思います。
私はこういうとき、「膣洗浄器 インクリア 」を使用することがあります。そんなに安いわけではないので、「ここぞ」というときに使用する感じですが^^;
1日1本を3日間連続で使うと、スッキリします(^^)使い方のコツは、また機会があればレポートします!
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